ギックリ腰の兄に鍼を打つ

 いい体験が出来ました。私にとってのギックリ腰患者第一号は私の実の兄であります。
 最近、朝方は気温が下がります。朝、布団をかぶっていなくて体が冷えていると、寝起きの際に、腰や背中に激しい痛みがやってくる事があります。といいましても、誰しもがそうなるわけではありません。ギックリ腰は複合的要因にて起きますので、ギックリ腰が起きる準備が整った方にやってきます。特に、重いものを持ち上げようとしたタイミング等で起きる事が多いですね。

そもそも腰痛は、どんな人に起こりやすいのか?

 鍼灸の専門学校でも習うことなのですが、腰の異常は腎と関係していると習います。腎が弱ると腰が重だるくなったりするといいます。他にも浮腫が起きやすくなるなどもあるのですが、ここでは割愛します。腎が弱る理由は、他の臓腑との関係もあるのですが、一応、老化・房事過多・心神の不安定(マイナス思考など)、恐れ(五行色体表)、立ちっぱなし、などがあります。”ビックリする”のも何か腎に影響すると聞いたことがありますね。また、腎は”先天の精”といって生まれ持ったエネルギーの本を収めているといいます。”後天の精”というのもあり、これは水穀(食事)と天の気から作られます。私のイメージでは内呼吸かな。後天の精が先天の精を補ってくれるとあるので、生まれ持ったエネルギーが弱くても、少なくても、それを後天の精で補う事ができるといいます。ということは、後天の精がしっかりと作り出され、かつ体を巡らなければ、先天の精が消耗されるとも考えられます。後天の精の不足も腎を弱らせている事になります。

急性も慢性も含め、腰痛の原因としては、寒湿(外邪として)、湿熱(外邪として)、過労、外傷、肝・脾・腎の損失などが挙げられています。つまり、疲れが溜まっている、ストレスがたまっている(イライラしやすい)、最近食べすぎている。寒い・暑いなどです。
体も心も疲れ気味で、過食気味で、体が冷えやすい人は、ギックリ腰に要注意ですね。

ギックリ腰は3日で治せ!

と、先生には言われています。今回の場合は、ギックリ腰が起きて、4日目には仕事に復帰したので、良しとしましょうか。初日の昼には施術が出来たというのも大きく影響していると思います。
今回の施術で気になったのは、痛み止めですね。ボルタレンを服用したらしいです。体を触ってみると、やや汗ばんでいて、かなり冷たくなっています。おそらく痛み止めの解熱効果でしょうか、体の冷えがきっかけで痛みが発生したと思われるので、あまり冷やして欲しくないのが本音です。でも、痛いのは抑えられるなら、まあ、しかたないかな。鍼灸師の立場では薬の事には口出し無用なのですが。

さてさて、わりと早めに歩けるようになったのは良かったです。この、よい経験を与えてくれた兄に感謝します。

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